| 司祭のことば |
豊かなミサにするために
私たちが、毎週、あるいは毎日ミサに与っておられると思いますが、どうのように与っていますか。受洗直後は、熱心に毎日ミサに与ったりしていましたでしょう。
さて、ミサは、主キリスト最後の晩餐を記念に2000年前から、教会は毎日続けられています。が、私たちはミサに沢山与った方が良いと考えてはいないでしょうか。修道者の方々は、毎日ミサに与かり、一日をキリストの生涯全体になぞって過ごします。特に観想修道会がそうです。ヨーロッパにおいて、修道院文化が開花し、その影響が教会内に良くも悪くもかなりの影響力が残っているのが今の教会の現状です。
そこで、第二ヴァチカン公会議において、典礼刷新が行われたことは、周知のことだと思います。ラテン語で行われていたミサが、対面式になり、会衆と共に行なうミサになりました。積極的にミサへの参加が言われるようになり、信者も朗読、聖体奉仕者としてミサに積極的に参加するようになりました。
そこで、実際にミサに与る私たちの姿勢が、問題になります。以前は、ただミサは与らなければならないものとして、義務的になっていた人もそう少なくはないと思います。神学校でも伝統的に問題になっているのが、ミサへの参加でした。ちょっとおかしなことだと思われますが、ミサが毎日行われるようになったのは、修道院内でのことだったのです。それまで、初代教会においては、ミサは毎日行われてはいませんでした。主の日である毎週日曜日にだけ祝っていたのです。が、毎日ミサが行われるようになったのは、世と壁を隔た修道院内で行われたのでした。そこでは、一日の日課を主キリストの生涯になぞって行われたので、毎日のミサが必要不可欠になって言ったのです。しかし、初代教会では、そうそうミサに与る習慣はありませんでした。
神学校で問題になるのは、毎朝のミサ参加は義務か否かということです。朝起きられない神学生が苦肉の策として問題化したともいわれる大きな問題でした。
ここで、考えていただきたいことは、神は義務を私たちに課するか、どうかです。そんなことは決してありません。権利と義務で信仰は決して成長しません。なぜなら、神の恵みの世界に生きなければ、私たちが神の子として言われる所以はなくなるからです。
本題に戻りましょう。ミサの与る私たちの姿勢は、どのようにすればよいかです。むろん、心を一つにし、神に集中することが大切です。が、もっと、本質的で、具体的な心構えを見てみましょう。
ミサの感謝の祭儀において、奉納をします。パンとぶどう酒と献金が、目に見える形で行われます。が、実は、私たち自身も、いけにえを奉げることが出来るのです。それは、目に見える形ではありませんが、心持といいますか、意識することです。それは、何を意識するかというと、一週間の苦しみ、困難、あるいは喜び、感謝という私たち自身を、奉納のときに、パンとぶどう酒と共に主の食卓に奉げるという意識です。そして、神の民の代表者である司祭が、キリストの代理人として、パンとぶどう酒を主キリストの御身体と御血に聖変化します。それと同時に、私たち自身(心)をも、主の食卓で聖別していただけるのです。そして、この一週間の奉げ者として私たち自身を奉げ、聖別され、主キリストに力づけられ、またこの一週間、世に派遣されていけるのです。奉納に併せて、私たち自身をも奉げるということをおろそかにしていては、実にもったいないミサになっていたことではないでしょうか。ちょっと、皆さんも試してください。きっと、与えられたこの一週間が充実したものになることでしょう。
最後に、恵みの世界に生きる私たちは、すべてが私たちにとって心地よいものだけでは決してないことを忘れてはいけないということです。マイナスの恵みともいっても良いでしょう。たとえば、「試練」があるでしょう。主は私たちを苦しめ罰を与えるためではなく、キリストの背丈に成長させるために、このマイナスの恵みを与えるものです。このとき、私たちにはつらくマイナスのように思えても、長い目で見ればやはり恵みだと後で気づくことでしょう。なぜなら、担えない十字架は決して主はお与えにならないからです。 |
| 助任司祭 渡辺 泰男 |
今月の予定
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一粒会献金 |
7月 2日(日) |
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今月は2日、第一日曜日のミサ献金の半分を神学生養成のための一粒会献金と致します。ご協力ください。 |
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第5地区集会 |
7月 2日(日) |
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10時ミサ後コーヒーサンデーの会場で行います。 |
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第2回 お話の玉手箱 |
7月 2日(日) |
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7月2日(日)10時ミサ後 集会室A
「昭和を生きた私」
〜戦後の混乱期の中で〜
お話 篠田 綾子
旧制津田塾大学、東京大学卒
慶應義塾大学 青山学院大学元講師
当教会聖歌隊メンバー
ゲストをお招きして本との出会いやその方の持っているたくさんの引き出しの中から私達に「お 話の玉手箱」をプレゼントしていただく企画の、第2回目を開催いたします。ぜひご来室ください。 |
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図書グループ |
ご報告
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初聖体おめでとう |
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6月18日、キリストの聖体を祝う10時のミサの中で8人の子どもたちが初聖体のお恵みをいただきました。 |
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ご報告 |
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インドネシア・ジャワ島地震、被災者救援募金、中高生会より147,297円、インター英語ミサより84,953円、合計233,250円は、6月13日カリタスジャパンに送金いたしました。ご協力ありがとうございました。 |
その他
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種の会 |
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8月6日(日)「子供とともに平和を考える会」を開きます。今年は夕方5時のミサに集まり平和を祈り、ビデオ観賞、軽食、楽しい花火大会の計画を立てました。お子様お孫さんとともにもう一度、平和について考える機会をおもちになりませんか。終了予定8時。 |
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平和旬間 |
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日本の教会が心を合わせ世界平和に寄与していく事を祈願します。今年の「平和祈願ミサ」は、8月12日(土)午後6時よりカテドラルに於いて、岡田大司教司式でおこなわれます。多くの方の参列をお願いします。 |
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病人、高齢者への訪問 |
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病気のため、高齢のために教会にいらっしゃることができない方たちのために、御聖体をおもちいたします。ご希望される方、またそのような方をご存じの方は司祭までご連絡ください。 |
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受洗 |
2名 |
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転入 |
5名 |
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結婚 |
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転出 |
3名 |
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帰天 |
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住所・その他変更 |
3件 |
詳細は、お知らせ7月号(印刷版)をご覧ください
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